トレーラーハウスを導入するにあたり、必要な準備の過程などを撮影しました。
北海道特有の工夫もあります。
トレーラーハウス設置予定地。
アスパラとかが生えてました。
(今もトレーラーハウスの下にはホワイトアスパラとして生えてたり……。)
ベースの掘削。
位置を決めたら堀り始めます。
掘削した部分に砕石を入れます。
寒冷地なので、掘削する深さは凍結深度を考慮して決めます。
ベースの概要が完成。
コンクリートを流し込むので、型枠を組みます。
型枠の中に鉄筋。
これで「鉄筋コンクリート」になります。
コンクリートが到着。
コンクリートミキサー車にポンプ車。
使う量は多くはないので、そんなに大袈裟にしなくても……手作業でも可能かもしれません。
コンクリートを流し込んで均等にします。
満遍なく平らにするのは、技術が必要です。
ただし、隠れてしまう部分なので、多少の凸凹は気にしません。
(北海道人らしい・笑)
しっかり固まるまで、そっとしておきます。
このときに踏んだりすると足跡が残ります。
記念に足型・手形を自由につけるのもいいかな?
固まったら型枠を外します。
鉄筋は外せません、鉄筋コンクリートですから。
掘削時の残土を使って綺麗に埋め戻します。
(滞水を考慮すると完璧です!)
これでベースが完成。
この上にトレーラーハウスが乗っかる予定ですが、うまく駐車できるかな?
いよいよトレーラーハウスが到着。
名前の通りタイヤがついてますので、トレーラーとして牽引されてやってきました。
フェリーで北海道に渡り、高速道路を使って中富良野までの長旅でした。
ここからが大変です。
ベースまで移動させます。
オーナー宅と物置の間を、ウィンチを使ったり人力で引っ張ったりしてすり抜けます。
無事にベースの上に乗っかりました。
お疲れ様でした。
内装は出来上がっているので、このままでも入居が可能です。
室内、ソファカバー・クッションカバー・消火器・避難誘導板「以外」は最初から設置されているものです。
(でもライフラインがないと不便ですよね。)
と言うわけで、まだまだ続きます。
まずは排水管の工事。
(ライフラインの工事は、トレーラーハウス導入前に済ませておくことも可能です。そうすると、工期の大幅な短縮になります。)
水道と電気の工事。
頭の上を電線が通るのが嫌だったので、水道管と電線を一緒に埋めました。
細いのが水道管、被覆された太いのが電線です。
電気は本宅から分電することが可能です。
電気・給排水をトレーラーハウスに接続。
両方ともワンタッチで着脱可能です。
(寒冷地のため、地面からの露出部分は可能な限り少なくしています。)
プロパンガスを設置。
ガスボンベを床下に収納するため、10kgボンベをお願いしました。
北海道ならではの設備、暖房用の灯油タンクも設置しました。
電気・給排水・ガスはトレーラーハウスの下に収納してます。
(トレーラーハウスは庇がないので、雨垂れや落雪を考慮した……つもりです。)
ベースに加えてタイヤがある分、トレーラーハウスの入り口は高いです。
(階段がないと、よじ登って入ることに……。)
出入しやすいようにデッキを作ります。
まずは基礎部分。
デッキの組立作業。
大工さん2人で、ほぼ1日でデッキを作ってくれました。
完成。
この後、出入口に簡単なオーニング(庇)を設置して、「コテージ 楓」の出来上がりです。
(本当は備品を入れたり細々と続きがありました・笑)